山口県が選ばれる理由豊富な産業人材

高校生で工業を学ぶ
生徒の割合

％

全国第6位

※令和４年度学校基本調査

人材の確保

優れた歴史的風土を持つ山口県は、伝統的に向学の気風に富み、全国的にも教育県として知られています。高校生で工業を学ぶ生徒の割合が全国第６位（令和４年度学校基本調査）と、明日の産業を支える担い手が育っています。

県内には、山口大学・山口県立大学・山陽小野田市立山口東京理科大学をはじめとする大学・短期大学のほか、高等専門学校が３校あり、工業系をはじめ豊富な人材が確保できるといえます。

大学・高等専門学校の特徴

山口大学（工学部）

中国地方の国立大学工学系学部で最大規模の学生数を擁し、多くの卒業生を様々な分野に送り出しています。ものづくり創成教育の拠点である「ものづくり創成センター」や「イノベーション道場・志」など充実した教育環境が整っており、「大学院創成科学研究科」、「大学院技術経営研究科（MOT）」において、教育と研究の両面から人材の育成に努めています。また、大学研究推進機構、技術移転機関（TLO）など、産学公連携機関が充実していることも特徴の一つです。
山口県立大学

山口県唯一の「県立大学」であり、「地域貢献型大学」として、県民の健康や文化の分野で専門的教育と研究を行い、優れた人材や研究成果を創出しています。学力の高さは、国家試験合格率（令和3年度：看護師100%、助産師100%、保健師100%）にも表れています。
山陽小野田市立山口東京理科大学

山陽小野田市立山口東京理科大学は、地方都市における落ち着いた教育環境のもと、学校法人東京理科大学との姉妹校関係を維持強化しつつ、薬工系の基礎的知識と専門的な学術を教育・研究するとともに、地域に根差し、地域社会の発展に寄与する「地域のキーパーソン」の育成に貢献することを目的とします。
東亜大学（医療学部）

「他人のために汗を流し、一つの技術を身につける」という教育理念のもと、常に社会の要請する新しい技術を身につけた若い人材を育て、社会に送り出しています。厚生労働省の養成施設として、臨床工学技士や救急救命士などの専門知識・高度技術の習得に取り組んでいます。
高等専門学校（大島商船高等専門学校
・徳山工業高等専門学校・宇部工業高等専門学校）

工業県山口を象徴するように、工業系の高専が3校も設置されており、徳山高専はロボットコンテストの常連として、その取り組みが映画化されたほどの有名校で、チャレンジマインドに富んだ人材を輩出しています。

理工系教育機関の内容

名称	所在地	学部・学科	入学定員
山口大学	山口市	理学部数理学科他3学科	220人
山口大学	宇部市	工学部機械工学科他6学科医学部医学科外1学科	530人229人
山口県立大学	山口市	看護栄養学部看護学科他1学科	97人
山陽小野田市立山口東京理科大学	山陽小野田市	工学部機械工学科他2学科薬学部　薬学科	260人120人
東亜大学	下関市	医療学部医療工学科他1学科	95人
大島商船高等学校	周防大島町	電子機械工学科他2学科	120人
徳山工業高等専門学校	周南市	機械電気工学科他2学科	120人
宇部工業高等専門学校	宇部市	機械工学科他4学科	200人