知事からのメッセージ

 本州最西端に位置する山口県は、中国・四国・九州地方を睨んだ西日本の生産拠点として最適なポジションにあり、東京と上海がほぼ同距離に位置するというアジアへの近接性から、東アジアを見据えたグローバルな生産拠点としても適しています。また、自然災害が少ないことからリスクの分散の観点からも優れた立地環境です。
 さらに、首都圏へのアクセスに優れる山口宇部空港、岩国錦帯橋空港の2つの空港をはじめ、山陽、中国自動車道に、現在整備中の山陰道に加え、九州と本州各地を結ぶ充実した道路網、韓国、中国などへの国際定期貨物航路、大量のバルク原料の輸入を可能とする港湾機能など、陸・海・空ともに優れた交通インフラを備えています。また、安価で全国1位の給水量を誇る工業用水、安定した電力供給などの産業インフラが充実しており、多くの工業高等専門学校や工業高校等から輩出される優秀な産業人材にも恵まれています。

 このような中、県政が直面する様々な課題、困難を克服し、「活力みなぎる山口県」を実現していくために、県政運営の指針となる「やまぐち維新プラン」を昨年度策定し、「産業維新」、「大交流維新」そして「生活維新」という、次代を切り拓く3つの「維新」に積極果敢に挑戦してまいります。
 とりわけ「産業維新」においては、瀬戸内の産業集積をはじめとする他県に負けない「強み」と「潜在力」を最大限に活かして、新たなイノベーションの創出と中堅・中小企業の成長支援などに取り組んでまいります。
 さらに、企業立地に関する優遇制度については、全国トップレベルの産業団地の取得に対する補助制度のほか、成長分野の企業立地への重点的対応など、企業の皆様のニーズに的確に対応できるよう、充実した優遇制度を設けています。
 また、立地企業等で組織した「企業誘致立志応援団」を創設し、進出検討中の企業の皆様が抱える不安や疑問の解決に向け適切なアドバイスを提供するなど、進出前からきめ細やかな支援体制を整えているところです。

 私は、こうした優れた立地環境と充実した優遇制度のもと、「活力みなぎる山口県」の実現に向け、「立地するなら山口県」を合言葉に、皆様の設備投資のご検討に際しての支援から立地後のアフターフォローまで、全庁一丸となってスピード感をもって、実行してまいります。
 令和の時代を迎えた今、皆様のこれからの発展に、山口県が寄与させて頂ければ幸いです。

山口県知事 村岡 嗣政