山口県が選ばれる理由豊富な産業人材

高校生で工業を学ぶ
生徒の割合

％

全国第6位

※令和５年度学校基本調査

人材の確保

優れた歴史的風土を持つ山口県は、伝統的に向学の気風に富み、全国的にも教育県として知られています。高校生で工業を学ぶ生徒の割合が全国第６位（令和５年度学校基本調査）と、明日の産業を支える担い手が育っています。

県内には、山口大学・山口県立大学・山陽小野田市立山口東京理科大学をはじめとする大学・短期大学のほか、高等専門学校が３校あり、工業系をはじめ豊富な人材が確保できるといえます。

大学・高等専門学校の特徴

山口大学（工学部）

中国地方の国立大学工学系学部で最大規模の学生数を擁し、多くの卒業生を様々な分野に送り出しています。ものづくり創成教育の拠点である「ものづくり創成センター」や「志」イノベーション道場など充実した教育環境が整っており、「大学院創成科学研究科」、「大学院技術経営研究科（MOT）」において、教育と研究の両面から人材の育成に努めています。また、大学研究推進機構、技術移転機関（TLO）など、産学公連携機関が充実していることも特徴の一つです。
山口県立大学

山口県立大学は、地域の要望に応えることができる「地域貢献型大学」として、県民の健康や文化などの分野で専門的教育と研究を行い、優れた人材や研究成果を地域に還元しています。　具体的には、本学が有する知的・人的資源等を活かし、企業や自治体等との受託研究・共同研究を通じて地域産業の振興および地域の課題解決に積極的に取り組むとともに、調査研究や企画・開発等の各種相談に対し、技術指導・監修・コンサルティング等に応じています。
山陽小野田市立山口東京理科大学

山陽小野田市立山口東京理科大学は、薬学部と工学部を設置する全国で唯一の公立大学である特色を活かし、薬工系の基礎的知識と専門的な学術を教育・研究するとともに、地域社会の発展に寄与する「地域のキーパーソン」を育成しています。また、企業との共同研究・受託研究、技術的相談や技術指導に対応するとともに、地域の産業力強化を目指した産学公連携活動にも積極的に参画しています。
東亜大学（医療学部）

「他人のために汗を流し、一つの技術を身につける」という教育理念のもと、常に社会の要請する新しい技術を身につけた若い人材を育て、社会に送り出しています。厚生労働省の養成施設として、臨床工学技士や救急救命士などの専門知識・高度技術の習得に取り組んでいます。
高等専門学校（大島商船高等専門学校
・徳山工業高等専門学校・宇部工業高等専門学校）

工業県山口を象徴するように、工業系の高専が3校も設置されており、徳山高専はロボットコンテストの常連として、その取り組みが映画化されたほどの有名校で、チャレンジマインドに富んだ人材を輩出しています。

理工系教育機関の内容

名称	所在地	学部・学科	入学定員
山口大学	山口市	理学部数理学科他3学科	220人
山口大学	宇部市	工学部機械工学科他6学科医学部医学科外1学科	530人229人
山口県立大学	山口市	看護栄養学部看護学科他1学科	97人
周南公立大学	周南市	情報科学部情報学科	100人
山陽小野田市立山口東京理科大学	山陽小野田市	工学部機械工学科他4学科薬学部　薬学科	300人120人
下関市立大学	下関市	データサイエンス学科	80人
東亜大学	下関市	医療学部医療工学科他1学科	95人
大島商船高等学校	周防大島町	電子機械工学科他2学科	120人
徳山工業高等専門学校	周南市	機械電気工学科他2学科	120人
宇部工業高等専門学校	宇部市	機械工学科他4学科	200人