山口県が選ばれる理由リスク分散の適地

三方の海、温暖な気候

本州の西端に位置する山口県は、三方が海に開かれ、中央部を東西に中国山地が走り、大きくは、瀬戸内海沿岸地域、内陸山間地域、日本海沿岸地域の3つに分けられます。これら3地域は、それぞれ特性を異にしていますが、気候は概して温暖であり、風水害や地震も比較的少なく、全体として住み良い県といわれています。

瀬戸内海沿岸地域は、一年を通して雨が少なく(年降水量は1,500mm~2,200mm)、比較的温暖な気候(年平均気温15℃前後=全国中位)に恵まれています。

清らかな水、澄んだ空気、豊かな緑に恵まれ、県内にある3つの国定公園、4つの県立自然公園では、四季折々、変化に富んだ美しい風景に出会うことができます。

  • 火の山公園(下関市)

    国立公園

    瀬戸内海国立公園

  • 秋吉台(美祢市)

    国定公園

    秋吉台国定公園、北長門海岸国定公園、西中国山地国定公園

  • 長門峡(山口市)

    県立自然公園

    羅漢山県立自然公園、石城山県立自然公園、長門峡県立自然公園、豊田県立自然公園

地震のリスクが少ない県(全国3位の少なさ)

地震など自然災害が少ないことも山口県の魅力のひとつです。下関地方気象台で震度観測記録が残る大正8年(1919年)以降の地震回数は948回であり、これは富山県(584回)、佐賀県(759回)に次ぐ全国3位の少なさとなっています。震度6弱以上の揺れが発生しておらず、震度5以上もわずかに7回となっております。

地震調査研究推進本部の公表資料(2018年6月26日公表)によると、今後30年以内に山口市で震度6弱以上の揺れが起きる確率は5.9%と、全国でも低くなっています。

また、地震保険基準料の算定を行う「損害保険料率算出機構」の保険料のランク付け等地別で、山口県はもっとも安い1等地に区分されています。

  • 1等地

  • 2等地

  • 3等地

震度 回数
1 588
2 242
3 82
4 29
5 7
6 0
7 0
合計 948