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山口県の地で日本の”ものづくり”を続けていく

INTERVIEW 株式会社岸本製作所
代表取締役 岸本 勝徳 氏 業種 金属プレス部品製造

金属プレス加工一筋に40年

 昭和51年の創業以来、出身地である奈良県でおよそ40年間にわたり、金属プレス加工業一筋、地道に取り組んでいます。
 創業後、ほどなくして現在の主力取引先である芦森工業株式会社様との縁がきっかけで自動車シートベルト用の金属プレス部品の生産を開始、以来、日本の自動車産業界の成長とともに我が社も発展を遂げてきました。
 また、近年では、それまでの部品単体の製造から、表面処理、サブアッセンブリー(半組立)まで一貫した生産を行うことにより、付加価値の向上を目指しています。
 六重苦とも言われる日本国内での厳しい状況下ではありますが、独自の生産技術による高い品質とコスト競争力が自慢で、今後も海外との競争に打ち勝ち、日本での“ものづくり”にこだわっていきます。

西日本、東アジアを睨んで

 新工場建設予定地の「山口テクノ第2団地」は、取引先の芦森工業株式会社様から車で5分、マツダ防府工場までも25分という立地場所ですし、更に、今後、北部九州方面での自動車生産の増加により、山口テクノ第2団地から100km圏内に日本の自動車生産の約4分の1が集中する一大自動車生産地の中心に位置する、これ以上ない抜群の立地場所と考えています。 また、将来的には、山口県の充実したコンテナ航路及び日本一の航路数を誇る国際定期フェリー便による東アジア市場開拓も視野に入れています。

地元の熱意を評価

 山口県への進出を決定したのは、この5月のことですが、以前から取引先の関係もあり、山口県を含め西中国地方、北部九州方面というのは、漠然と意識はしていました。
 そうしたところに、山口県から産業団地取得に対しての大幅な優遇制度の案内があり、その他、工場立地に向けて様々な有益な情報提供や計らいをいただくなど熱心なアプローチをいただき、こうした地域柄であれば安心して操業できると最終的に山口県での工場建設を決断しました。
 今後は、まずは早期の工場立ち上げを最優先に全力で取り組みますが、一日でも早く操業を開始し、雇用をはじめとして様々な面で地域に貢献したいと考えています。

株式会社岸本製作所

昭和51年創業。自動車用金属プレス製品製造。平成24年5月に山口市と山口テクノ第2団地進出に係る進出協定を締結。新工場は敷地面積7,779㎡、延床面積約3,700㎡。
※平成24年インタビュー内容